ミツバチの話

結構虫の生態が好きです。

友人達とミツバチについて語り合う機会がありました。
ちょっと他のとこに書いたものから転載です（笑）

「ミツバチは若ければ若いほど女王蜂の傍に居てその後は順次外回りの仕事になっていくそうです」
「先人に対する敬愛の精神が無いのですね」

で、どうしてなんだろうという事を話しつつ、ケータイで検索してみると、

【蜂蜜（wiki）】

ミツバチは花から得た蜜を巣に蓄えるが、蜜を得たとき体内で転化酵素（インベルターゼ）が加えられ分解される。
そのため、スクロースを中心とした花の蜜は巣の中で成分が次第に変化してゆく。
ミツバチの巣はハチの代謝熱によって常に35℃前後に保たれ、
なおかつ働き蜂の送風行動によって常に換気されているため水分が蒸発し糖分が80%ほどになる。

ついでに

【ローヤルゼリー（wiki）】

ローヤルゼリー (royal jelly) あるいはロイヤルゼリーとは、若い働き蜂であるミツバチの、
上顎と下顎の咽頭腺から分泌されるそれぞれ異なった成分が反応する事により生成される分泌物である。

「「そうか！だから若くないとだめなんだね！」」

女王の食糧を生産できる者だけがお傍に仕えられるのですね…

しかし蜜をどうやって持って帰るかの疑問が解決されていない。ので帰宅して調べてみた。ところ、

ポケット図解身のまわりで学ぶ生物のしくみ

■胃の手前の、『密胃』というところに溜めてもってかえる
■それを内勤のミツバチに口うつしで渡す
■（wikiによると）
ミツバチは蜜源を見つけると仲間にダンスで方向と距離を伝える。蜜を持ち帰った働きバチは貯蔵係のハチに蜜を渡すが、
そのとき貯蔵係は糖度の高い蜜を優先して受け取り糖度の低い蜜を持ったハチは待たされる。

世知辛い…世知辛いよ。

で、生涯ローヤルゼリーしか口にしない女王蜂だけど、
そんな女王も代替わりがある筈。どーゆー仕組みなのしら。って事で、

ミツバチの王　　を見てみると、

ちなみに、新女王を産んだ旧女王は、
あらかじめ約半分の働きバチを引き連れて古巣を去り、その座を新女王に明け渡す。
ミツバチはこうして、旧女王の方が分家するという方式によって女王の交代が行われるのである。

で、手順はどんな感じかというと

1step

まず、新女王が生まれる数日前になると、旧女王に対して仂蜂が与えていた蜂乳が与えられなくなり、
自分で巣内に貯蔵されている蜜をのみはじめる。この状態になった女王は、
卵巣内の卵の成熟が一時とまり、腹部は縮小し飛翔しやすい体型となる。

ちなみに。

女王蜂と仂蜂はともに雌で、同じ受精卵から生じるが、
生育する巣房と与えられる餌が異なるだけで分化するのである。
毒針は産卵管の変化したもので、雄蜂にはない。

食べるものの違いだけなのね…
毒針が雄に無いとは知らなかった。
ミツバチの主食はネットでは蜜って書いてあるとこと、ビーポーレン(蜂花粉)って書いてあるとこがありますね。

に、してもそうやって出て行った旧女王はもう寿命なりが近い訳で、
新天地ではどうするのだろう。この辺りは、書いてあるとこが見つからないわ…

ここも解りやすい「こだわりアカデミー」

旧勢力と新勢力の働き蜂がどうやって別れるのかとかはまだ解って無い様子
新天地の事も良くわかってないんでしょうか。
他の事でも諸説あるんでしょうね。
ここには、ニホンミツバチのスズメバチ撃退法もありますよ。
（セイヨウミツバチは主に飼われているので撃退の術を知らないらしい）

初めてテレビで見た時は衝撃でした→ミツバチvsスズメバチ

それから　教えて！gooによると、
>ミツバチの場合、卵が産み付けられた巣房のいくつかが
>王台に仕立てられるということは
>何匹も新女王蜂が誕生してしまいませんか？

先の回答にも書いてありますが、
新女王蜂は他の王台をつぶちゃいます。
また同時に羽化した場合、
殺し合いで勝った方が女王蜂になります。

ですって。

こんな感じに描かれる事が多いミツバチですが

過酷なのですね。すね。

8月のファームも参加したのでその写真も載せたいですが、
ちょうどミツバチの話でも盛り上がったので（笑）



とりあえず一枚。カレーと、ヨーグルトサラダ